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2014/11/25 (火) カテゴリー: au G Flex LGL23

「au G Flex LGL23」LG端末向け文鎮化 復旧方法!ToTファイルで復元!

G Flex LGL23 au
今回はLGL23などのLG端末向け文鎮化からの復旧方法を紹介します。
この方法は「ToTファイル」という端末を出荷時の状態に復元するための
ファイルを使用して完全に初期化する方法です。
キャリアのロゴから先に進まずに起動もできない・・・みたいな
文鎮化してしまった方はこの方法で復元できるかも知れません。
■注意点!
・端末内部のデータは完全に初期化されます。
・root化してある端末は復元後に再度root化する必要があります。
ToTファイルで復元するとroot化は維持されません。
・この方法を試される場合は自己責任でお願いします。
・Download Modeに入れない端末は復元できません。
端末の電源OFF状態で「音量+」を押したままPCとUSB接続すると
自動でDownload Modeに入ります。
カスタムリカバリを導入した端末ではDownload Modeに入れなくなる
という情報もありましたので一応事前に確認しておいてください。
■対応端末一覧(一部)
【ドコモ】
・Optimus G Pro L-04E
・G2 L-01F
・Wi-Fi Station L-02F
【au】
・isai LGL22
・G Flex LGL23
・isai LGL24
【SoftBank(EMOBILE)】
・Nexus 5 EM01L(LG-D821S)
【Google】
・Nexus 5 LG-D821
【LG直販】
・LG G Pad 8.3 WiFi LG-V500
これ以外にもtot・dllファイルを入手できるLG端末であれば
復元可能だと思います。
■下準備(1)
・「LGUnitedMobileDriver」
これをダウンロードしてインストールしておいてください。
・LGFlashTool V1.8.1
コレをダウンロード後に解凍しインストールしておいてください。
※不具合防止の為インストール先は「Cドライブ直下」をおすすめします。
・MegaLock(LG FlashTool起動用DLLファイル)
「MegaLock.rar」のダウンロードリンクです。
ダウンロード後に解凍すると「MegaLock.dll」というファイルが出てきます。
「MegaLock.dll」をLG FlashToolインストールフォルダ内の同名ファイルに上書きします。
元からあるDLLファイルだとLG FlashToolが起動できないのですが
「MegaLock.dll」を上書きする事で起動可能になります。
これでLG端末用ドライバと
復元ファイルを書き込む為のLG FlashToolのインストールは完了です。
■下準備(2)
次はLGの端末毎に専用の復元ファイルが必要になるので
自分の端末に合ったファイルをダウンロードします。
基本的には
・「totファイル」
・「dllファイル」
この2つがセットで必要になります。
こちらにLG端末用のtot・dllのダウンロードリンクを公開しているサイトがあります。
LG端末のファームウェア
※LGL23・LGL24のtotファイルのDLリンクは下に貼ってあります。
LG端末用ToTファイル名一覧
http://vungoc-bacninh.vn/thong-tin-nang-cap-phan-mem-cho-dien-thoai-lg-han-quoc-lg-firmware/
上の「LG端末のファームウェア」公開サイトに目的の端末がない場合は
こちらで自分の端末に合ったToTファイルの名前を確認して
そのファイル名でググればダウンロード可能なサイトが見つかったりします。
Windowsの場合「Ctrl+Fキー」で検索可能です。
【LGL23用】
一応複数のDLリンクを貼っておきますが
同じファイルなのでどれか一つからダウンロードすれば問題ありません。
・totファイル
BIN_LGL23AT-01-V10d-440-50-DEC-10-2013+0.zip(2014-07-08 05:23)
BIN_LGL23AT-01-V10d-440-50-DEC-10-2013+0.zip(2014-04-22 02:00)
BIN_LGL23AT-01-V10d-440-50-DEC-10-2013+0.zip(2014-08-26 18:40)
pass: 2bcx
・dllファイル
LGL23_20131204_LGFLASHv160_Download.zip
LG-L23.rar
pass: ofyi
【LGL24用】
totファイル
・LGL24AT-01-V10a-440-50-JUN-19-2014+0.tot
dllファイル
・LGL24_20140617_LGFLASHv160.dll
tot・dllファイルをダウンロードして解凍したら
解凍して出てきたtot・dllファイルを
LG FlashToolをインストールしたフォルダに移動してください。
僕の場合は
「C:」
┗「LG」
┗「LGFlashTool」
この中にtot・dllファイルを移動しました。

これで端末用復元ファイルの配置も完了です!
あとは実際に復元作業をするだけです!
■totファイルによる復元手順!
1.Download Modeで端末を接続!
「音量+」ボタンを押してままPCとUSB接続します。

2.PCで「デバイスマネージャー」を開く!
「ポート (COM と LPT)」
┗「LGE AndroidNet USB Serial Port (COMxx)」
これを右クリックしてプロパティを開いてください。

プロパティが開いたら
「ポートの設定」タブの中にある「詳細設定」をクリック

詳細設定が開いたら
「COM ポート番号(P):」で「COM41」を選択する。

あとは「OK」を押して画面と閉じます。

デバイスマネージャーの表示が
「LGE AndroidNet USB Serial Port (COM41)」
となっていればOKです!

3.「LG FlashTool.exe」を起動する!


起動したら
・左上の「Select Manual Mode」にチェックを入れる。
・「DLL」の項目の右側にある「...」をクリックして
書き込む端末用のdllファイルを選択!
・「S/W」の項目の右側にある「Add」をクリックして
書き込む端末用のtotファイルを選択!
・最後に「OK」をクリック
4.画面上にある「コネクタ」アイコンをクリック
Port Settingが開きます。


初期状態だと全てにチェックが入っているので
一度「16 ports」のチェックを外します。
これで全てのチェックが外れます。
次に
「16 ports」
┗「port1~port16」
┗「1」←ココだけチェックする!
「1」だけにチェックを入れ「2」~「16」にはチェックなしの状態にします。
最後に「OK」をクリック
5.画面上の「→」アイコンをクリック

ここで書き込み準備が始まるのでしばらく待ちます。

「Port 1 (COM41)」の枠に「READY!!」と表示されたら準備OK!

6.書き込みを開始します。
端末のUSBケーブルを一度抜き差しします。
一度完全に抜いて2~3秒待ってから再度差し込みます。
※端末側の操作は不要、Download ModeのままでOK。
しばらくすると書き込みが開始され
緑色の表示になり今何%書き込みが終わったか確認できます。

80%程度まで完了すると端末が自動で再起動し
一度起動しますがまだ書き込み途中なので絶対に端末を弄らないでください。

7.「PASS!!」と表示され端末の電源がOFFになっていれば書き込み完了!
あとはUSBケーブルを抜きLGFlashToolを閉じて大丈夫です。

端末の電源を入れると完全に初期化されています!
■ノックオン機能が使えない場合
復元後にノックオン機能が使えない場合は
「設定」から「ジェスチャー」の項目を開き
ノックオン(画面ON/OFF)にチェックを入れると使えるようになりました。


という事で今回は
LGL23などのLG端末が文鎮化した場合などに役立つ
ToTファイルによる復元方法のご紹介でした!
それではまたねん!
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(記事編集) https://dekomoriutamaru.com/blog-entry-1193.html
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